トヨタ好調、FP2は小林可夢偉の7号車がトップタイム。平川亮の8号車が2番手に続く|WEC富士6時間

 

 WEC(FIA世界耐久選手権)第5戦富士6時間レースのフリー走行2回目が行なわれ、トヨタ7号車がトップタイムをマークした。
 15時30分からスタートした90分のセッションは、サーキット上空が暗い雲に覆われたものの、雨粒が落ちてくることはなく、ドライコンディションで実施された。
 このセッションではトラックリミット違反が多発。警告や、一定時間の走行禁止などペナルティを受けるマシンが目立った。
 一方でトヨタの2台は順調に走行。7号車は、小林可夢偉がセッション序盤にステアリングを握り、1分29秒948をマーク。8号車も平川亮がマシンに乗り込み、2番手タイムを記録した後はドライバーを交代しながら周回を重ねた。
 これがデビュー2戦目となるプジョー9X8は、94号車がトヨタ2台から1秒ほど遅れての3番手。僚友93号車は5番手だ。ただ目立ったトラブルもなくマイレージを稼いだ。
 ポイントリーダーのアルピーヌ36号車はセッション中盤にタイムを更新し、プジョー勢に割って入る4番手となった。
 LMP2クラスは、ポイントリーダーのJOTA38号車がトップ。JOTAは28号車も2番手につけており、仕上がりの良さを伺わせた。
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