角田裕毅、グリッド最後尾降格も予選で力強い走り。決勝に意気込み「簡単ではないと思うが、何が起きるか分からない」

 

 アルファタウリの角田裕毅は、F1イタリアGPの予選を15位で終えた。
 予選でのアルファタウリ勢は実に好調で、予選Q1ではピエール・ガスリーが7番手、角田が8番手となり難なくQ2に駒を進めた。
 しかし角田は、パワーユニット交換等によりグリッド最後尾に降格するペナルティが決まっているため、Q2で走行することはなく、15番手でセッションを終えた。なおペナルティが科されることで、決勝レースは最後尾20番グリッドからのスタートとなる。
「今週末はペナルティがあるので、予選よりもレースペースに集中してきました。でも、今週末のアタックラップのペースにも満足しています」
 角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「マシンはとても快適だったし、Q1では力強い走りを見せることができました。チームメイトを手助けする必要がある場合に備え、Q2までマシンに乗ったままでした。このコースでは、トウ(スリップストリーム)が役立つ場合がありますからね。でも最終的にはピエールには必要ないと判断したため、Q2は走りませんでした」
「この後は、明日のレースに向けて集中していきたいと思います。簡単なレースにはならないと思いますが、ここモンツァではオーバーテイクすることも十分に可能ですし、本来の位置じゃないポジションからスタートする人も数多くいます。だから、何が起きるか分かりませんからね」
 フリー走行でのペースを見ると、角田にはかなりの戦闘力があるようにも見える。テクニカルディレクターのジョディ・エジントンも、良いペースがあることに期待を寄せ、角田がポジションを上げることを期待していると語っている。
「2台のマシンとも、中団グループの中ではかなり競争力があるように見える」
 そうエジントンは語った。
「ユウキは後方にいるが、今週末はここまで力強いペースを示しているし、クリーンエアを見つけることができれば、前進できるはずだ」
 モンツァはアルファタウリにとっては、過去2勝(トロロッソ時代含む)を挙げている験の良いコースである。どんな結末が待っているだろうか?
 
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