リカルド「突然エンジンが停止。ギヤが入ったままで、コース脇に寄せるしかなかった」:マクラーレン F1第16戦決勝

 

 2022年F1第16戦イタリアGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのダニエル・リカルドはリタイアでレースを終えた。

■ダニエル・リカルド(マクラーレンF1チーム)
決勝=DNF
上位グリッドからレースを始められるのは、やはりいいものだね。スタートはまずまずだった。ランド(・ノリス)は失敗してしまったようで、僕の方が前に出ることになった。3番手を走るのは気分が良かったけど、すぐにマックス(・フェルスタッペン)が背後に迫ってくるのが見えた。言うまでもなく、彼はこっちとは次元が違っていたよ。

 そして、何とか4番手を維持してリズムをつかもうとしたものの、それができるだけの速さはなかった。(ピエール・)ガスリーを抑え続けたことに関しては、いい仕事ができたと思う。でも、それ以上のことができるほどの力はなかったね。息をつく暇もないレースで、何とか食い下がろうと努め、できることはすべてやった。そして、ハードタイヤに履き替えた後、残り10〜15周になったところでは、少しリズムに乗れているように感じた。

 ところが、ターン6で突然エンジンが止まってしまったんだ。ギヤが入ったままだったから、安全な場所までクルマを転がしていくことができず、すぐにコース脇に寄せるしかなかった。いくらかポイントを獲れれば良かったんだけど、今日はそういう日ではなかったみたいだ。

ダニエル・リカルド(マクラーレン)
2022年F1第16戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

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