マルク・マルケス、MotoGPアラゴンGP出場へ! 約4ヵ月ぶりのカムバック
今季は右腕の手術の影響で中盤戦から欠場が続いていたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。彼はMotoGP第15戦アラゴンGPで復帰を果たすことを明らかにした。
マルケスにとって、MotoGPを戦うのは5月下旬に開催された第8戦イタリアGP以来。約4ヵ月ぶりの復帰となる。彼はInstagramに投稿した動画の中で次のように述べた。
「見ての通り、僕は笑顔だ。つまり僕はアラゴンGPを走るということだ」
「ドクターやチームと話した結果、回復のためにはバイクに乗り続けることがベストだと判断したんだ」
「ファンのみんなの前でアラゴンGPを戦えることはプライスレスなことだ。みんなの応援が週末を乗り切る力になる。金曜日にバイクに乗るのが待ち遠しいよ」
2020年初頭のクラッシュ以来、実に4度目となる手術を受けたマルケス。ここまでは回復に努めており、先週久々にMotoGPマシンでの走行を行なった。ミサノテストをこなしていよいよレースに復帰することになるマルケスは、腕の感覚が手術によって改善されたことを実感できたのはポジティブだと捉えているが、その一方で筋力不足もあってバイクに乗ることは「楽しいというよりも苦しい」状況であると明かした。
マルケスはミサノテストで合計100周を走り、ベストタイムはトップからコンマ5秒遅れだった。
「腕は自然だ」とテストを終えたマルケスは言う。
「多くの力が必要ではない時、自然なポジションに置くことができているんだ」
「つまりそれはピットを出てゆっくり走る時は問題ないということだ。一方、力を入れる場合に肩を安定させるためには筋肉をつけてもっと強くなる必要がある」
「左コーナーでは今までよりも自然なポジションで走ることができていると思う。右コーナーは、プッシュしなければいけない時に力が足りない感じだった。高速セクションではまだ完全に安定していないからコンマ数秒遅れてしまったけど、常に安心して走れるということは重要だ」
「ジムで2週間、バイクに乗って2日間だけ練習してからここに来ているということを忘れてはならない。強さを増すための時間はなかったけど、今回のテストはどの筋肉を鍛えなければいけないかなど、自分の状況を知るのに良い機会だった」
マルケスは先日、アラゴンのカート場でホンダCBR …読み続ける
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