バニャイヤ「ミスを犯さないことがとても重要だった」バスティアニーニとのバトルも冷静心がける

 

 MotoGP第15戦アラゴンGPで2位表彰台となったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、今回のレースでファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がリタイアしたことは、自身のレース戦略に影響を与えていないと語った。
 ランキング2番手のバニャイヤは、アラゴンGPを首位クアルタラロから30ポイント差で迎えていた。
 しかしクアルタラロは1周目にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)との接触があり、転倒。レースはリタイアとなり、ノーポイントで終えることになった。
 バニャイヤはエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)との激しい争いの末2位となり、ポイント差は10にまで縮まった。
 レース後、バニャイヤはクアルタラロのクラッシュによって”大チャンス”が転がり込んできたことは認識していたものの、自身のレースへのアプローチは変わっておらず、バスティアニーニとの争いでも落ち着いていたと話した。
「その件だけど、僕の戦略は変わらなかった」
 バニャイヤはクアルタラロのクラッシュについて、そう口を開いた。
「僕の戦略は、1周ごとに自分のペースを刻んでいくことだった。というのも、スタート時にはFP4と同じようなグリップが無いと感じられていたからだ」
「でも落ち着いていたし、まずはスムーズなアクセル操作を心がけて、それからちょっとずつプッシュし始めた」
「この状況ではエネアが唯一の敵だと言うことも分かっていた。レースに向けては、ファビオとエネアだけが同じペースを持っていたんだ。だからレースでエネアが相手になるだろうというのは予想できたことだった」

Francesco …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです