名車パジェロで前人未到の偉業。その足跡を解説する廣本泉著『三菱モータースポーツ史』刊行

 

 1982年のパジェロ誕生をきっかけに、ダカールラリー参戦を開始した三菱。その歴史を詳しく解説する、初の書籍が9月30日に刊行される。
 三菱は、1983年にダカールラリーに初参戦。市販車無改造クラスで優勝すると、翌1984年にはプロトタイプ勢に分け入る総合3位で市販車改造クラスを制覇。さらに1985年には、日本車初の総合優勝を達成した。
 その後も、三菱はプジョーとの熾烈なバトルを繰り広げながら、過酷なラリーでパジェロを進化させていった。1997年には篠塚建次郎が日本人として初めて総合優勝。2002~3年には増岡浩が連勝を飾るなど、三菱は2001~2007年に7連覇という前人未到の強さを見せた。
 南米に開催地を移した2009年を最後に、通算12勝でダカールラリー参戦に終止符を打った三菱。培われた経験や技術は、その他のレース競技や生産車両に受け継がれた。
 本書では当事者への取材や史料をもとにし、ダカールラリーの足跡を中心にWRC(世界ラリー選手権)や黎明期、さらには近年の活動についても、カラー口絵や豊富な写真・図版を駆使して三菱のモータースポーツ活動を詳細に解説している。
 今では、中東に開催地を移したダカールラリー。”パリダカ”と呼ばれ愛された時代に大活躍した三菱の歴史を、本書で振り返ってみてはいかがだろうか。
<書籍概要>

『三菱モータースポーツ史』カバー

本題:三菱モータースポーツ史
副題:ダカールラリーを中心として
著者:廣本 …読み続ける

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