ニコラス・ラティフィ、今シーズン限りでウイリアムズF1を離脱へ。後任は今後発表
9月23日、ウイリアムズ・レーシングは、2022年シーズンをもってカナダ人ドライバーのニコラス・ラティフィがチームを離れると発表した。
現在27歳のラティフィは2020年の開幕戦オーストリアGPでウイリアムズからF1にデビューし、これまで55戦に出場した。初入賞は昨年のハンガリーGPで、現在までの通算獲得ポイントは7ポイントとなっている。
チーム離脱が決まったラティフィは、次のようにコメントした。
「この場を借りてウイリアムズ・レーシングのみんな、ファクトリーにいるみんな、トラックサイドで僕と一緒に働いているみんなに、この3年間のことについて感謝したい」
「僕のF1デビューはパンデミックのせいで延期されたが、最終的にはオーストリアで走り出すことができた。期待していたような結果を一緒に出すことはできなかったが、それでも素晴らしい旅だったことには変わりない。昨年ハンガリーで初めてポイントを獲得したことは、決して忘れることのできない瞬間だ。この献身的なチームとの時間を特別な思い出として、僕はキャリアの次の章に進むよ」
「シーズン終了まで、誰も努力を怠らないことはわかっている」
またウイリアムズのCEO兼チーム代表を務めるヨースト・カピートは、3年間のラティフィの貢献に感謝を述べた。
「チーム全体を代表して、ウイリアムズとともに3年間の懸命な作業をしてきたことについて、ニコラスに感謝したい。彼は同僚や仕事に対して素晴らしい姿勢で臨む偉大なチームプレイヤーであり、このビジネス全体で好かれ、尊敬されている」
「我々がともに過ごした時間は終わろうとしているが、今シーズンの残りの期間で、我々がともにできることを最大限に発揮するために彼が全力を尽くしてくれると信じている」
「コックピットのなかでも外でも、彼の将来がうまくいくように願っている」
なおウイリアムズの2023年のドライバーラインアップについては、すでにアレクサンダー・アルボンの契約延長が決まっている。ラティフィの後任については、今後発表されるということだ。
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