0.054秒及ばず……今季初ポールのチャンスを逃したハミルトン「グリップが足りなかった」

 

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1シンガポールGPの予選でわずか0.054秒及ばずポールポジションを逃し3番手に終わったが、グリップが足りなかったと振り返った。
 今季は大苦戦しているメルセデス。だがマシンとコースの特性がマッチしているシンガポールGPでは、好パフォーマンスが期待されていた。
 予選は路面が徐々に乾いていくというコンディションの中、ハミルトンは躍動。チームメイトのジョージ・ラッセルはトラブルを訴えて11番手に終わったが、ハミルトンはQ3に進出。最初のアタックで暫定トップに立つなど、ポールポジションを争うことができる速さがあることを示した。
 路面コンディションは急速に改善していったため、重要となったのは最後の1周。ハミルトンもタイムアップしたが、ポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)に0.054秒及ばず、セルジオ・ペレス(レッドブル)の後塵も拝する3番手に終わった。
 今季6度表彰台にあがっているハミルトンだが、予選でトップ3に入ったのはこれが今季初めてだ。
 ハミルトンは予選後、完璧なアタックでポールポジションを狙えると感じていたものの、最終的には「グリップが足りなかった」と語った。
「僕は一生懸命プッシュした。かなり僅差だった。僕はかなりハードにトライしたんだ」
「彼らは常にとても速い。でも、とても難しいけど、パーフェクトなラップができればポール争いができると思っていたんだ」
「最後のラップはグリップが足りなかったけど、それでもグリッド2列目に入れたことに感謝しているし、プッシュし続けてくれるチームにも感謝している」
「明日はもっといい日になることを期待しているよ」
 ハミルトンは、前戦イタリアGPよりもメルセデスのパフォーマンスが向上していることに満足しながらも、わずかな差で敗れたことに悔しさをにじませた。
「今週末はどこまで接近できるかはわからなかった」と彼は説明する。
「モンツァのときよりもマシンは強くなっているだろうとは思っていたが、これほどまでに僅差だったとは思わなかった」
「でも、ほんのちょっとの差で負けてしまったのは……まあOKだ。明日はまた立ち上がって戦うだけだ」
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです