ラッセル、悔しい予選Q2敗退。原因は「勝手にアクセルが踏まれるような」トラブル……メルセデスは問題解消できず

 

 マリーナベイ市街地サーキットを舞台に行なわれているF1シンガポールGP。予選でメルセデスのジョージ・ラッセルはQ3進出を逃したが、それには「ブレーキング後もマシンが後ろから押されるような」謎のハンドリングトラブルが大きな影響を与えていたと明かした。
 グランプリ初日からラッセルはマシンの扱いに苦戦。フリー走行1回目、2回目ではターン11を直進するという同じような形でもコースオフしていた。そしてグランプリ2日目の予選ではその症状がさらに悪化していったという。
「FP1で発生した問題が繰り返され、コーナーに入る度にスロットルが開けられているような感じだった」
 ラッセルはmotorsport.comの取材に対してそう語った。
「マシンが完全に押されているんだ。データでもこの問題は確認できていると思うけど、予選が進むにつれて、だんだん悪化していったんだ」
「だから、低速コーナーでは何もできなかった。本当に誰かが僕を後ろから押そうとしているような感じだったよ。本当に残念でならない」
 チームはその原因を特定できているのかとラッセルに尋ねると、彼は次のように答えた。
「正直に言うと、分からないんだ。マシンを降りた直後に、データ上で何かあるとエンジニアには伝えられている」
「でも予選の1周目からそれはあったし、その後もどんどん悪化していた。ここでのマシンのスピードやレースペースを考えると本当に悔しいね」

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