セバスチャン・ベッテル、最後の日本GPへ「鈴鹿は特別なサーキット。素晴らしいファンもいるし、魔法のような雰囲気なんだ」

 

 アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが、F1日本GPに向けてコメントを発表。舞台となる鈴鹿は、お気に入りのサーキットだと語った。
 ベッテルは2007年にF1デビュー。当時F1日本GPの舞台は富士スピードウェイだったが、キャリア3年目の2009年から、鈴鹿サーキットが日本GPの開催コースとなった。
 ベッテルは同年に鈴鹿初勝利を手にすると、翌年も勝利。以後2012年、2013年にも勝ち、通算4勝。その他4回の表彰台を獲得した。そして今季限りでF1引退を表明しているベッテルにとっては、最後の日本GPとなる。
「鈴鹿は素晴らしいサーキットなんだ。実際、カレンダーの中でもお気に入りのサーキットのひとつだ」
 ベッテルはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「この場所には、たくさんの特別な思い出がある、コースは特別だし、ファンも本当に素晴らしい。全体的に、雰囲気は魔法のようなんだ」
「鈴鹿はチャレンジングなサーキットであり、1周を完璧にまとめることができればとても満足するんだ」
 ベッテルは、ベルギーGPでポイントを獲得することができたため、鈴鹿でも好成績を収める可能性があると期待しているようだ。
「今週末のパフォーマンスを、正確に予測するのは難しい。でも、ダウンフォースの少ないサーキットであるスパでは、ポイントも獲得できたからね」
 チームメイトのランス・ストロールも、鈴鹿を走るのを楽しみにしているようだ。
「鈴鹿に戻ることに、本当に興奮している。真のドライバーズサーキットであり、チャレンジを心から楽しんでいる。世界で最高のサーキットのひとつだからね」
 ストロールもそう語った。
「特に最初のセクターは、カレンダーの中でも特にスリリングな区間だ」
「これまではオーバーテイクが簡単なコースではなかった。でもマシンが変わったことにより、それが改善できることを願っているよ」
 
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