アルピーヌ、ガスリー獲得で”前途洋々”。オコンとの不仲は懸念せず「友情が再び芽生えるかも」
アルピーヌのオットマー・サフナウアー代表がF1日本GPの土曜日に行なわれたFIAの公式記者会見に出席し、来季のドライバーとしてピエール・ガスリーを起用した経緯などについて説明した。
アルピーヌは8日(土)の日本時間9時にプレスリリースを発表し、来季のエステバン・オコンのチームメイトとしてガスリーを起用することを明らかにした。その直後に行なわれた記者会見に出席したサフナウアー代表は、ガスリーを起用した経緯について次のように説明した。
「皆さんご存知の通り、夏休みの前後に、我々のチームには空席が生じてしまった。そして、誰がそのシートに適しているかを探し始めた」
サフナウアー代表はそう語った。
「我々が求めていた3つのこと、それは当然のことながらスピード……速いドライバーだね。そして経験豊富なドライバーであること。さらに若さだった。この3つを合計すると、すべてを備えている人は多くなかったが、ピエールは間違いなくそれに該当した。我々は彼が我々にぴったりだと思った。だから彼を候補に入れ、実行に移したんだ」
フェルナンド・アロンソの離脱が決定してから、ガスリーとの交渉がスタートするまでどれくらいかかったのかという質問に、サフナウアーは次のように答えた。
「1週間くらいだったかな。もっと短かったかもしれない。つまり、彼はリストの一番上にいたんだ。オスカー(ピアストリ)の起用が契約上の問題で100%確実ではないと思われた時から、他に誰がいるのか候補を出し始め、ピエールもその中に入っていたんだ」
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