中上貴晶、オーストラリアGPも欠場へ。日本GP強行で負傷悪化……代役は長島哲太が継続

 

 LCRホンダの中上貴晶が、MotoGP第18戦オーストラリアGPを欠場することが明らかになった。日本人ライダーである長島哲太が、タイGPに引き続き代役として参戦する。
 中上は第15戦アラゴンGPでマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と接触しクラッシュ。右手の小指と薬指の腱を負傷し、手術を受けることになった。
 当時MotoGPは3連戦の真っ只中であり、翌週には3年ぶりの開催となった中上の母国戦、日本GPが実施された。中上は術後間もない、痛みを抱えた状態で日本GPに出場した。
 厳しいフィジカルコンディションの中でも、中上はなんとか日本GPを完走。しかしその代償は大きく、怪我の状況が悪化してしまった。結局再手術が必要となり、中上は3連戦最後のタイGPを欠場しなければならなかった。
 タイGPでは中上の代役として、日本GPにワイルドカード参戦していた長島哲太が出場。そして中上が第18戦オーストラリアGPも欠場することになり、長島が引き続き代役を務めることになった。
 10日(月)のチーム発表によれば、中上は千葉大学病院で傷口を閉じるための皮膚移植を受けたことが分かっている。本人は第19戦マレーシアGPでの復帰を望んでいるものの、今後の回復と検査次第となるだろう。
 中上はオーストラリアGP欠場にあたって、次のようにコメントを寄せた。
「日本GPのあと、指の手術をまた受けてきました。指は日に日に良くなってきていますが、まだちょっと物を掴むのが難しいです」
「調子は良いですし、痛みも感じていません。ですがドクターからは少なくとも2週間は休むようにと勧められたため、オーストラリアGPは欠場することになりました」
「来週の月曜日にはまた検査を受け、抜糸を行なうことになります。そこでマレーシアでレースができるかどうかを判断していきます。それまでの間、長島選手、そして僕のチームのフィリップアイランドでの活躍を祈っています」
 
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