バニャイヤ、マレーシアGPでのタイトル争い決着は狙わず「これまでと同じようにやるだけ」

 

 MotoGPオーストラリアGPで3位に入ったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、ライバルが好結果を残せなかったことでポイントリーダーに浮上した。
 ランキングをリードしていたヤマハのファビオ・クアルタラロが転倒リタイアを喫したことで、バニャイヤは14ポイントリードで次戦マレーシアGPに臨むことになる。
 バニャイヤは、マレーシアでクアルタラロよりも11ポイント多く獲得できれば、最終戦を前に今季のタイトルを決めることができる。
 ただ本人はタイトル争いのことは考えないようにするつもりだという。
「確かに、(マレーシアGPは)とても重要なレースになるだろう」
「でも、僕たちは夏休み以降と同じようにやるだけだ。ただセッションごとに考え、良い仕事をし、レースに向けて準備し、そしてそこで優勝することが可能かどうかを考える」
「レースを完走し、上位に入ることが重要だ。スマートに、すべてに気を配っていきたい」
「プレッシャーについて考え始めると、自分自身にプレッシャーをかけてしまう」
「だから、考えないようにする。何も考えず、落ち着いて、この選手権でいつもやっているように週末を過ごしたい。間違いなく、スマートでいることが重要なんだ」
 バニャイヤはオーストラリアGPのレース大半をリードした。最終ラップでアレックス・リンス(スズキ)とマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に追い抜かれたが、無理に攻めることはしなかった。
「今日の目標は、チャンピオンシップでもっと前に出るために勝つことだった」と、バニャイヤは語った。
「僕がリードしていたとき、ピットボードでファビオがリタイアしたことがわかったんだ」
「だから僕はスマートにプッシュしようとしたんだ。前にいたときはただひたすらプッシュしていたからね」
「でもそのうち、リヤタイヤの状態が悪くなってしまったので、ギャップを広げるのが難しくなってしまった」
「最終ラップの第2コーナーでふたりからオーバーテイクされたとき、『OK、可能性があるならやってみよう。でもリスクは勘弁だ』と考えていた。というのも、今日はとても簡単にミスを犯してしまうような状態だったからね」
 
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