デ・ラ・ロサ「アロンソが扱いにくい人物だとは思わない」アストンマーティンF1の誠実さが良好な関係の鍵に
新たにアストンマーティンのアンバサダーに就任した元F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、アストンマーティンF1チームがアロンソと同様に競争力を持ち、彼に対して常に誠実でいれば、2度の世界チャンピオンとの間に問題は起きないだろうと述べている。
アロンソは2023年シーズンにアルピーヌからアストンマーティンに移籍し、41歳にしてF1キャリアの新たな章を開くことになる。32回のグランプリ優勝経験を持つアロンソは、行く先々でいざこざを起こすことで定評がある。しかし、フェラーリとマクラーレンでアロンソと仕事をしたデ・ラ・ロサは、チームの率直さと誠実さが彼と良好な関係を持つ鍵だと考えている。
「フェルナンドが扱いにくい人物だとは思わない。彼はとても正直で誠実なだけだ」とデ・ラ・ロサは語った。
「英語は彼の母国語ではないので、彼が物事を説明しようとすると少し厳しく聞こえる時がある。でも彼はとても誠実だ。彼はマシンやチーム、それに競争力を持つことについて感じていることを話す。だから何が起きているのか、何が真実なのかを彼に常に伝えている限り、彼との間に問題が生じることはないだろう」
「しかし情報を彼から隠そうとしたり、彼がそのように感じた瞬間に問題が起きる」
「彼は非常に競争力のあるドライバーだ。それが現実だ。フェルナンドと同様の競争力を持っていれば、彼との間には何の問題も起きないだろう」
F1のベテランであるアロンソは、F1キャリアの終盤にいる。しかしデ・ラ・ロサは、アロンソは若手のようなエネルギーと意欲を持っており、彼の傑出したスキルは言うまでもなく今も健在だと主張している。
「F1にはおそらく3人の特別なドライバーがいると私はいつも言ってきた。名前は挙げないが、フェルナンドは常にそのなかに入っている。私はフェルナンドがF1史上最高のドライバーのひとりだと常に言ってきた。数年前に私がそう言った時、みんなが私のことをクレイジーだと思った」
「でも私は今もクレイジーだ。なぜなら彼は優れているし、やる気に満ちていると思うからだ。それはF1ドライバーとしての人生において非常に重要な点だ。特に40歳になったらね」
「私も40歳でF1にいたので、少しは分かる。だからこそ私はフェルナンドが最高の才能を持ち、パフォーマンスのピークを迎えていると思う」
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