ハースF1は新たなステップへ。チーム代表「これからはどんな小さなことでも重要になる」

 

 2021年シーズンのマシン開発を諦め、再起のため2022年シーズンに注力してきたハースF1。開幕戦バーレーンGPこそケビン・マグヌッセンが5位入賞を果たしたものの、7月のオーストリアGPでミック・シューマッハーが6位、マグヌッセンが8位に入って以来、入賞から遠ざかっている。コンストラクターズランキングでは、チームのホームレースとなる第19戦アメリカGPを前に、ウイリアムズとアルファタウリの上8番手につけている。
 シーズン後半にかけてのチームの失速についてシュタイナーは、レース毎のマシン開発を行なわずテールエンドを走ってきた昨年までの”後遺症”が、2022年マシンを最大限に活かすことを難しくしていると認めた上で、今後の飛躍のためにはそうした点を改善していく必要があると語った。
「我々はタイミング悪く、間違った場所にいたこともあった」
 そう彼は言う。
「苦しかったこの2年間によるものだ。あの2年間のレベルから、突然世界最速のマシンを手に入れることはできないのだ」
「これからはちょっとしたデコボコ道になる。我々はそこを通っていくことになるが、どこかの段階でそれを安定させる必要がある。そのデコボコ道はもう許されない。しばらくは良いのかもしれないけどね」
「もう一度上へ上がること……今年は我々にとっては第2のスタートなのだ。昨年は何も開発をせず、自分たちが走っている位置を走り、競争も激しくなかったからね」
「いつも言っている通り、上に行けば行くほど”空気”は薄くなり、ドライバーやチーム全員にとって厳しい戦いになる。どんな小さなことでも重要になるのだ」

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