「マルケスDNAを発揮している」レプソル・ホンダ監督、オーストラリア復活2位称える

 

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGP第18戦オーストラリアGPで2位表彰台を獲得した。チームマネージャーのアルベルト・プーチはこの結果について、マルケスが速さを発揮している証だと話している。
 マルケスは2020年に負った右腕骨折の怪我の影響を今も受けており、今年5月末には4度目の手術を受けていた。第15戦アラゴンGPで復帰したばかりだが、今回表彰台を獲得する高いパフォーマンスを示した。
 ホンダにとっては開幕戦以来の表彰台であり、彼らとしても今回の表彰台は士気を上げるために重要な結果となったと言えるだろう。
 チームマネージャーのアルベルト・プーチはマルケスが本来の速さを取り戻し、その”DNA”を発揮できていると語った。
「最も重要なことはマルクが真のスピードを取り戻し、彼の真のDNAを示すことができている姿を見られたことだ」と、プーチは言う。
「つまり勝利のために争えるという意味だ。それはレプソル・ホンダ、そしてHRCとしての観点からしても、彼にとっても非常に喜ばしいことだ」
「トップ争いにもどってきたことはもちろん嬉しい。ただ中心にあるのは彼のことだ。我々は彼が経験してきたこと、そしてこのレベルのパフォーマンスとコンディションに戻すために払ってきた多大な努力を知っているし、賞賛の念を抱いているからだ」
「我々は可能な限りベストなマシンとするため、そしてホンダにタイトルを取り戻すために努力を続けていく」
「それが、我々のコミットメントでありリーディング・レーシングカンパニーとしての責務だ」
 プーチは今回の好結果を喜びつつも、ホンダとしてまだやるべきことがあることは明白だとも語っている。
「レースは我々の予想していたほど速くはなかったんだ」
「ただ観戦側とすれば良いショーだったのは間違いない。フィリップアイランドのようなコースでマルクのスピリットを見ることができた」
「我々は少しだけスピードが足りていなかったから、それをしっかりと書き留めて置かなければならないし、結果的にやらなくてはならないことは明確になった」
 MotoGPは連戦でマレーシア・セパンへと向かうが、プーチは簡単なコースではないと楽観視は避けているようだ。
「マレーシアは簡単ではない。エンジンへの要求も大きいし、オーストラリアとは非常に異なる環境になっている」
「マルクのように調子を取り戻しつつある特別なライダーであっても、(オーストラリアと)同じように見るわけにはいなかい」
「楽なコースではないが、どうなるか様子を見てみよう。最も重要な点は、彼が改善を続けること、そしてホンダが彼にそれだけの力を持ったツールを提供することだ」
 
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