「トップドライバーは絶対しないミス」サインツ、接触のラッセルに激怒も謝罪を受け入れ:フェラーリ/F1第19戦決勝

 

 2022年F1アメリカGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは、パワーユニットの新エレメント投入で12番グリッドからスタートし、3位表彰台を獲得した。カルロス・サインツはポールポジションからスタートしたが、オープニングラップでのアクシデントでリタイアとなった。

 サインツはターン1で後ろを走るジョージ・ラッセル(メルセデス)にヒットされた。何とかピットに戻ったサインツだが、水漏れのため、リタイアしなければならなかった。

 スチュワードは、このインシデントの責任はすべてラッセルにあると判断し、5秒のタイムペナルティおよびペナルティポイント2を科した。サインツはラッセルに対して激怒していたが、ラッセルからの謝罪を受け入れたと言われている。

2022年F1第19戦アメリカGP カルロス・サインツ(フェラーリ)とジョージ・ラッセル(メルセデス)のインシデント
2022年F1第19戦アメリカGP カルロス・サインツ(フェラーリ)とジョージ・ラッセル(メルセデス)のインシデント

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

 楽しいレースだった。マックス(・フェルスタッペン)やチェコ(ペレス)とのバトルを本当に楽しんだよ。まずまずのスタートをした後、最初の数周はひたすら忍耐強くあるよう心がけた。状況はかなり良さそうだったし、セーフティカーのタイミングもラッキーだった。でも残念ながらタイヤのデグラデーションがひどくなってきて、これより上のポジションを争うことはできなかったんだ。

 今週末、またアメリカで走ることができて最高だった。この数年、僕たちのスポーツがアメリカでどれだけ人気を得たかを知ることができたのは素晴らしいことだ。

2022年F1第19戦アメリカGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第19戦アメリカGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=リタイア
1番グリッド/タイヤ:ミディアム

 特に言うことはない。ターン1の入口で、マックスとバトルをしている時に、メルセデスにヒットされた。なんとかピットまで戻ったけれど、マシンの損傷がひどすぎて、レースを続けることができなかった。

 ペースは良かったはずだし、走っていれば面白いレースになったのにと思う。でも、前を向いて、メキシコのことに集中したい。今シーズンはなかなか幸運をつかめずにいるけれど、最後まで頑張り続ける。

(リタイア直後の会見で語り)最高のスタートではなかった。マックスはすごくいいスタートをしたと思うが、メルセデスと比べると、僕のスタートは悪くはなかった。僕がマックスとバトルをしている最中に、突然その戦いには関係ない誰かがやってきて、僕にぶつかった。これについては説明やイメージはそれほど必要ないと思う。

 ものすごくいら立っている。またもや1周も走れずにレースを終えることになった。

(ラッセルが)ペナルティを受けたのは当然だよ。ふさわしいペナルティが5秒なのか、10秒なのか、ストップアンドゴーなのかという評価をするつもりはないけどね。こういうインシデントは上位3台のなかでは見たことがない。トップ4のなかではドライバーは普通はいういうミスはしないからね。

2022年F1第19戦アメリカGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
2022年F1第19戦アメリカGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

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