レッドブルとFIA、F1予算制限レギュレーション違反の受け入れ協議は保留に……レッドブル総帥の逝去に伴う措置

 

 レッドブルの創設者であるディートリッヒ・マテシッツは長らく闘病生活を続けてきたが、アメリカGP開催中の10月22日(土)にこの世を去ったことが発表された。78歳だった。
 2021年シーズンの予算制限上限である1億4500万ドルを超過したと断定されたレッドブル・レーシングは、アメリカGPの週末にその違反受け入れに関してFIAと協議を行なうことが焦点となっていたが、総帥の逝去により協議は保留となった。
 ライバルチームは違反チームに対しての厳罰を求めている一方で、レッドブル側は予算制限レギュレーション違反を強く否定。ただ、軽微な競技上のペナルティが科されることとなる「アクセプテッド・ブリーチ・アグリーメント(ABA)」の締結に向けて、既にチーム代表のクリスチャン・ホーナー代表とFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長の間で話し合いが行なわれており、ホーナーも早期の解決を望んでいた。
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 しかしマテシッツの訃報を受け、ABA締結に関する競技は保留。その結果、受け入れ起源も変更されることとなった。
「マテシッツの逝去を受けて、予算制限と次のステップに関するFIAとの競技は、追って通知あるまで保留となる」
 そうレッドブルは声明を発表した。
「合意期限は延長され、今週半ばには話し合いが再開されるものと思われる」

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