角田裕毅、アメリカGP予選は「Q3に進める速さがなかった」。セットアップ変更でバランスが悪化?

 

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行なわれたF1アメリカGPの予選で、アルファタウリの角田裕毅は15番手に終わった。ライバルのグリッド降格ペナルティにより、決勝は13番グリッドからスタートする見込みだ。
 直前に行なわれたFP3を16番手で終えた角田は、予選Q1で1分37秒888をマークして13番手で通過。迎えたQ2では1分36秒439を記録したもののターン9でのトラックリミット違反によりタイム抹消となり、ベストタイム1分37秒147で15番手に終わった。
 仮に1分36秒439というタイムが採用されていたとしても、角田の予選順位は13番手止まり。角田はチームのプレスリリースに対し、Q3に進めるほどの速さはなかったとコメントした。
「今日の予選でのパフォーマンスには満足していません」
「もちろん、トラックリミットを超えてしまって最後のラップが抹消されてしまったということもあります。ただQ3に進むほどの速さはなかったので、どのみち結果は大きく変わらなかったと思います」
「今夜帰ってから、マシンから何を引き出せるか考えます。レースではできる限りプッシュしてポイント獲得を目指します」
 またチームのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントン曰く、金曜日からマシンのバランスは良好だったため、それほど大きなセットアップ変更をせずに予選に臨んだという。しかし予選では、角田がアンダーステアの症状を訴えるなど、バランスが悪化してしまっていたと語った。
「予選に向けては、Q3進出を懸けた中団の争いが激しくなるだろうと予想していたが、実際にそうなった」とエギントンは言う。
「Q1は何の問題もなく通過することができたが、Q2は一筋縄ではいかなかった。ピエール(ガスリー)はフロントブレーキに苦戦し、ユウキは最後のセットアップでマシンバランスがかなりアンダーステア寄りになってしまったと言っていた」
「彼はターン9でトラックリミット違反をしてしまったが、そのせいでQ3進出ができなかったという訳ではなかった。全体的に今回の予選では最大限の力を発揮することはできなかったので、データを見返してどうすれば良くなるかを考えていく」
「今はレースに集中していて、ポイントが獲得できる位置にマシンを持っていくことが目標だ」
 
 
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