メルセデスのルイス・ハミルトンは、2024年以降もメルセデスとの契約を続けるつもりだと語った。
　ハミルトンは、2023年までメルセデスとの契約を締結済み。しかし昨年最終戦のアブダビGPの一件で、F1を続けていくモチベーションを失ったと示唆するコメントをしたり、その翌年にあたる今年はここまで1勝も挙げられていないなど、その将来に関しては不透明であるように見える。
　しかしハミルトンは、2024年以降もチームに留まるつもりであり、今のところドライバーを辞めることも考えていないと語った。
「僕らは契約を延長するつもりだよ」
　アメリカGPの際、Motorsport.comを含む複数のメディアを対象に行なわれたインタビューセッションで、ハミルトンはそう語った。
「僕らは今後数ヵ月かけて、それについて話し合うつもりだ」
「僕の目標は、メルセデスと一緒にいることだ。僕は13歳の時からメルセデスと仕事をしてきた。それはまさに、家族みたいなものだ。メルセデス-ベンツは僕の家族だよ」
「僕はこのブランドを本当に信じている。組織の中にいる人たちのことを信じている。そして僕は、彼らにとって最高のチームメイトになりたいと思っているんだ。僕らはこのブランドをより良く、より接しやすく、そしてより強くできると思っているからだ。僕はそのブランドの中の、不可欠な部分になることができると思う」
　最近のハミルトンは、様々な活動に手を広げている。それでも、レースをすることは最優先であるという。
「将来の計画については……毎年年末に、自分の周りにある景色を全て見て、そして理解しようとしている」
　そうハミルトンは言う。
「みなさんはどうかは分からない。僕は自分の1年を分析し、今後3〜5年の計画を分析しようとしているんだ。10年の計画を分析するのは難しいね」
「僕は自分自身でどこを見ているのか？　やりたいことは何か？　目標は何か？　しかも色々なことが追加されている。僕は多くのビジネスも始めているんだ。そしてたくさんの成功を収めた。外でも成功するチャンスがたくさんあるのは、本当にポジティブなことだ」
「でも僕は、レースを続けたいと思っている。僕は自分の仕事が大好きなんだ。もう30年もやっているけど、やめる必要はないと思う」
「今でも、僕は十分に稼いでいると思う。そう言うべきだろう。もっとうまくやりたいね。でも、僕は長くここにいるつもりなんだ」
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