F1メキシコGPの開催契約が2025年まで延長
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでのメキシコシティグランプリについて、F1、メキシコシティ政府、レースプロモーターの間で契約を延長することで合意が成立し、同グランプリが2025年まで開催することが確定した。
メキシコGPは1993年から2014年のインターバルを経て2015年に復活。2020年からは正式名称がメキシコシティGPに変更されたが、同年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより中止され、新名称でのグランプリは2021年からとなった。今回発表されたのは2023年から2025年までの3年契約で、来年の開催日程は10月27~29日であることがすでに決まっている。
メキシコシティのクラウディア・シェインバウム市長は、「F1はメキシコシティにとって非常に重要です。その経済効果が大きいだけでなく、世界中の何百万人もの人々が観戦し、それによってメキシコシティの美しさと壮大さを国全体、そして全世界にアピールされるのです」とコメントした。
2015年から2021年にメキシコでのグランプリは、24億4300万ドル(約3571億円)以上の経済活動を生み出し、57080人の雇用を創出した。2021年だけでも、9236人の雇用を創出し、7億6800万ドル(約1122億円)の経済効果を上げ、世界的なメディア露出においてはさらに4億9400万ドル(約722億円)の効果を得たということだ。
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