エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行なわれているF1第20戦メキシコシティGP。予選ではマックス・フェルスタッペン（レッドブル）がポールポジションを獲得。ジョージ・ラッセル（メルセデス）は2番手とポールには届かなかったものの、決勝レースに向けて自信を見せている。
　フリー走行2回目とフリー走行3回目でセッション最速タイムを記録して予選に挑んだラッセル。Q3の最初のアタックでは、フェルスタッペンからわずか0.132秒差につけ、ポール争いに加わった。
　ラッセルは迎えた最終アタックのセクター2で全体ベストを記録したものの、ターン12の進入でアウトに膨らみ大きくタイムロス……結果として自己ベストは超えられず、0.3秒差でフェルスタッペンがポールポジションを決めた。フェルスタッペンのタイムに肉薄できただけに、ラッセルは自身のミスを悔やんでいる。
「今日のチームは称賛に値する。今週末は本当に素晴らしいマシンを作ってくれたし、彼らの長きに渡る努力が報われたと思う」
　ラッセルは予選後にそう語った。
「先週はルイス（ハミルトン）がマシンの実力を見せつけた。今回は僕らがポールを獲れるはずだと感じていたのに、僕のラップはひどいモノだった……だから今は自分を責めているよ」
「でも最終的に、予選はノーポイントだし、フロントロウに戻れたことにワクワクしているよ」

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