F1カメラマンの熱田護氏が写真展を開催。わずかな差が大きな差を生む0.2秒の世界を魅せる
F1をはじめ、国内外のモータースポーツや市販車の撮影を専門とするカメラマンの熱田護氏が、2年ぶりに写真展を開催する。東京都江東区で開かれる写真展のタイトルは『0.2sec』だ。
三重県鈴鹿市出身の熱田氏は、1987年の日本GPで初めてF1の撮影を行い、その後1991年のF1取材を経て翌92年以降はコロナ禍における制限を除き、ほぼすべてのグランプリを取材。F1取材回数は2022年末時点で557戦を数える。
オートスポーツwebでは2021年までF1ブログ『Shots!』を連載。熱田氏がサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と想いが綴られてきた。
そんな熱田氏が2019-2020年以来、約2年ぶりに自らが撮影した写真を披露する場を設ける。コンマ2秒を意味する『0.2sec』というタイトルが付けられた同展は、F1取材500戦目を記念して行われた『500GP フォーミュラ1の記憶』写真展の中から再構成したものに、2020年から2022年シーズンの間に、コンマ2秒を争うドライバーやマシンのベストショットを加えて展示するものだ。
会場は東京都江東区のM16 Gallery。会期は2022年内が12月24日から28日まで、2023年は1月4日から28日までとなっている。なお、月曜日と祝日は定休日となっているためご注意を。
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[0.2sec]
コンマ2秒という時は、生活の中で意識することはないし、無に近い。
しかしモータースポーツの世界で1周数kmのサーキットを走ってコンマ2秒の中に数台のマシンがひしめき合うことは珍しくない。
レースペースがライバルよりコンマ2秒速かったら余裕が生まれるだろうし、逆ならば絶望を味わうドライバーもいるだろう。
コンマ2秒、マシンを速くするための開発費は数億円にも達する。
レーシングシーンで、とてつもなく大きな意味を持つのが0.2secの世界。
今回の写真展は2020年に品川で開催した500GP写真展の中から再構成したものに、2020~2022シーズンで、コンマ2秒を争うドライバーやマシンのベストショットを加えて展示するものです。
■写真展『0.2sec』
会場:M16 Gallery
東京都江東区冬木22-32森芳ビル1階
TEL:03-5621-9916
URL:https://m16-gallery.com
会期:2022年12月24日(土)~28日(水)、2023年1月4日(水)~28日(土)
※定休日は月曜日・祝日
時間:11:00~19:00(最終日は16:00まで)
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