サラブレッドMoto2王者ガードナー、”プロとして不十分”と言われMotoGP追放される~KTMから「後悔している」と言われてももう遅い。WSBKで最強を目指すことにした~

 

 MotoGPからWSBK(スーパーバイク世界選手権)へ転向するレミー・ガードナーは、「二度とKTMのマシンに乗る必要がない」ことを喜んでいる。
 1987年のWGP500ccチャンピオン、ワイン・ガードナーの息子であるガードナー。彼は2021年にMoto2クラスでタイトルを獲得し、親子2代での王者となった。そして翌年はテック3・KTMから最高峰のMotoGPクラスへ昇格。いずれは最高峰クラスチャンピオンを期待する声もあった。
 しかし、ガードナーはルーキーシーズンを通じて苦戦。獲得ポイントは13ポイントで、ベストリザルトは11位という結果に終わった。 
 しかも彼はシーズン半ばに、来年の契約が無いことを知らされていた。サンマリノGPではメディアに対して、KTM側から”プロフェッショナルとして十分ではない”と評価されたことを伝えている。
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 その後、ガードナーはMotoGPチームではなくWSBKのGRTヤマハと契約。Moto2チャンピオンがわずか1年でMotoGPの世界から去ることになってしまった。
 そしてガードナーは、最終戦バレンシアGPでKTMのバイクを”見送る”ことができて嬉しいと語るなど、KTMにはほとほと愛想が尽きた様子だった。
「コースに出ていって、ただただできる限りの良いレースをしたよ」と、バレンシアGPを終えたガードナーは語った。
「最後の3レースは、どれも序盤ラップがかなり酷かった。リヤタイヤがどんどんダメになっていくという、同じようなことが起きていたんだ」
「でもフィリップアイランドは素晴らしかったし、セパンも序盤数周は良かったよ」
「楽しめたし、レースウィークを友人や家族と楽しむことができた。それに、もうあのマシンに乗らなくて良いと思うと嬉しいし、すごくホッとしているよ」

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