「メディアに対してコメントしたことにがっかりした」オコン、元僚友アロンソへの本音をぶちまけるも敬意は失わず
エステバン・オコンは、アルピーヌでのフェルナンド・アロンソとの仕事上の関係についてふたたび口を開き、ともにすごした2シーズンのなかで、アロンソの協力はほとんどなかったと明かした。
アロンソのアルピーヌでのシーズン終盤に関しては、ブラジルで起きたオコンとの接触が目を引いた。このことでアロンソは公然とオコンを批判したのだ。オコンは2度の世界チャンピオンであるアロンソの態度に失意を表明したが、ふたりが永久に決別した今、オコンは元チームメイトに対する本音を抑えようとはしなくなっている。
「彼が内部ではなくメディアに対してコメントしたことについては、もちろんがっかりした」とオコンはフランスのメディアに語った。
「僕たちはそうしたことについての話し合いは一切していない。僕は彼への尊敬の念は持ち続けるけどね」
オコンはアロンソとの協力関係、もしくはその欠如を過去のものにできて満足していると明言した。
「彼がアストンマーティンに移籍し、僕たちがそれぞれ独自の道を行くのはいいことだ」
「正直なところ、仕事のうち98%は僕がして、彼がしたのは2%だ。僕は働きすぎだった。シミュレーターでの開発作業やマーケティングのための旅行はすべて僕がやったんだ」
来シーズン、オコンはカート時代の宿敵ピエール・ガスリーをチームメイトとして迎える。ふたりのドライバーはアルピーヌの利益のために協力して仕事をすると誓っているが、多くの人々がふたりの間に火花が散るだろうと予測している。
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