アルファロメオ／ザウバーでチーム代表兼CEOを務めてきたフレデリック・バスールがチームを離脱。スクーデリア・フェラーリに加入し、チーム代表に就任することが発表された。
　そしてMotorsport.comの調べでは、バスールの後任として4シーズンに渡ってマクラーレンのF1プロジェクトを率いてきたアンドレアス・ザイドルがザウバーに加入し、代表として指揮を執ると見られている。
　ザウバーは、現在ネーミングライツを持つアルファロメオとの関係を2023年末をもって解消する。2026年からザウバーは、新規パワーユニットメーカーとしてF1参戦を果たすアウディのワークスチームとしてF1を戦うこととなっている。
　ザイドルは以前、アウディと同じくフォルクスワーゲン・グループ傘下で、姉妹ブランドのポルシェにてFIA世界耐久選手権（WEC）LMP1プログラムを率い、ル・マン24時間レースでの3度の総合優勝に貢献してきた。
　Motorsport.comの取材に対しマクラーレン側はコメントを拒否しているものの、仮にザイドルのザウバー入りが確定した場合は、新天地にて古巣VWグループの合流に向けた地ならしを行なうこととなる。

Andreas …読み続ける