KTMでの安寧捨てたオリベイラ、目指す世界チャンピオンは「時間の問題」とビッグな発言

 

 MotoGPの2023年シーズンからアプリリア陣営となるRNFへ加入するミゲル・オリベイラ。彼は将来的にMotoGPで世界チャンピオンになれると自信を持っていると宣言した。
 オリベイラは2019年にテック3・KTMからMotoGP最高峰クラスに昇格し、ルーキーながら2勝をマークする活躍を見せた。その後、ファクトリーチームに昇格してからの2年間でも3勝を挙げるなど、MotoGPのトップランナーのひとりとして走ってきた。
 そんなオリベイラも、2022年限りでKTMを離れることを決断。2023年は新たにアプリリアのサテライトチームとなるRNFへ加入することになった。
 大きな転換点を迎えたオリベイラだが、彼はアプリリア陣営に移った後もトップライダーのひとりとして争えると考えているようだ。
 母国ポルトガルのラジオ番組に出演したオリベイラは、自身の目標について「MotoGPで世界チャンピオンになることだ」と語り、さらに「それは時間の問題にすぎない」と断言する。
「KTMが僕に対して何か悪辣な振る舞いをしたとか、そんなことじゃないんだ」と、オリベイラは言う。
「僕らは考え方がちょっと違った。もちろん、交渉のドアがなかったわけじゃない。彼らは僕に実質的にはKTMと同じGASGASで留まって貰いたがっていた」
「彼らの考えはGASGASのブランドを育て、そしてイベリア半島のライダーをふたり揃えることにあった。GASGASはスペインのメーカーだからね。だから彼らはスペイン人ライダー(ポル・エスパルガロ)と、ポルトガル人ライダーを揃えようとしていたんだ。でも、僕はあまりこのアイデアが好きではなかった」
 そしてオリベイラはRNF移籍という“賭け”に出たが、今が変化を必要としていた時期だったのだと彼は語った。
「正直に言って、人生には変化が必要なときもあると思う。一度しかない機会もあり、そのチャンスを掴まなければならないんだ。僕はこの変化を選んだことにとても満足している」
「KTMは僕のキャリアに多くの潤いを与えてくれた。次の数年間も保証されていたんだ」
「でも僕は、心の底ではそれを望んでいないと分かっていた。新しいチャンスを経験したいと、そして近く実現するはずのこと……世界チャンピオンになりたいと思っていたんだ」
 
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