王者レッドブルF1、2023年型の新マシン『RB19』を公開。エンジンカウルのHONDAロゴも継続
2月3日、オラクル・レッドブル・レーシングは、2023年型マシン『RB19』を発表した。
2022年シーズンのレッドブルは、前年に引き続きマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのペアを起用し、ドライバーズ選手権の連覇と、コンストラクターズ選手権のタイトル獲得を目指した。またパワーユニット(PU)を提供するホンダが2021年限りでF1での活動を終了したため、レッドブルは新たにレッドブル・パワートレインズ(RBPT)を設立し、HRCの技術支援を受けてホンダが設計したPUを使用することになった。
ところが開幕戦は2台ともにリタイア、フェルスタッペンは開幕3戦のうち2戦でリタイアと、レッドブルは出だしで躓き、ライバルのフェラーリに先攻を許した。しかしヨーロッパラウンドに入るとフェルスタッペンが勝利を重ね、ペレスもメキシコ人F1ドライバーとして初めてモナコGPを制した。
フェルスタッペンは勢いそのままにライバルを引き離し、シーズン中盤には5連勝を記録。3年ぶりに開催された日本GPでは難しいコンディションのなかで優勝を決め、2度目のタイトルを獲得した。この年はフェルスタッペンとペレスが複数回の1-2フィニッシュを達成したこともあり、レッドブルはアメリカGPで9年ぶりにコンストラクターズ選手権を制覇した。なおフェルスタッペンは1年間で15勝を挙げ、年間最多勝利記録を更新している。
レッドブルは2023年もフェルスタッペンとペレスのペアで戦っていくことになる。今回ニューヨークで行われた発表会で公開された2023年シーズンを戦う新型マシン『RB19』は、これまでのマシンと基本的には同じカラーリングで、引き続き『HONDA』のロゴも掲示されている。
両選手権で圧倒的な成績を残したレッドブルは2023年、ライバルたちの逆襲を受けることになる。タイトル防衛に向けてフェルスタッペンとペレス、そしてレッドブルがどのような戦いを繰り広げていくのか注目だ。
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