何をやってもうまくいかない……迷路にハマり込むクアルタラロ「昨年より1秒速く乗れているように感じるのに、ラップタイムは1秒遅い……何でか分からないよ」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイギリスGPのプラクティス2で11番手となり、予選Q2に直接進出することができなかった。この状況についてクアルタラロは、昨年よりも1秒速く”乗れている”と感じているものの、実際には1秒遅く、精神的にも厳しい状況に陥っていると語った。 クアルタラロはプラクティス1では10番手タイムを記録し、Q2進出の可能性が近づいていたが、プラクティス2では11番手に後退。イギリスGPからMotoGPクラスの予選振り分け方法が変更され、Q2に直接進出できるかどうかはプラクティス2の結果のみで判断されるようになったため、クアルタラロは予選Q1から出走しなければならなくなった。 クアルタラロはここまで8戦を終えてランキング9番手、最高成績はアメリカズGPとオランダGPスプリントレースの3位である。 イギリスGPの初日を終え、自分のライディングについては問題ないはずだが、最終シケインで苦労するなど、全体的にあまり良いフィーリングではなかったとクアルタラロは語った。「他の全てのコーナーでは、うまく乗れているように感じた。でも、ラップタイムは僕らの予想とは大きくかけ離れていたんだ。バランスはかなり悪いと言えるだろう」 そう言うクアルタラロは、苦戦の理由が分かっていないと明かす。「その理由が分からない。それが問題なんだ。理由が分からないけど、基本的にはバイクに乗って何をしたって、全てが敏感で、多くのミスを犯してしまうんだ」「僕は最大限にプッシュしようとしている。感覚では、昨年よりも1秒速く走れているはずなんだけど、1秒遅れている」「だから僕は苛立っているんだ。こんなのは僕が望んでいることじゃない。なぜこんなに遅いのか分からないなんてのは、精神的にも厳しいことなんだ」「昨年はすごく速かったし、2021年もそうだった。2019年もメチャクチャ速かったはずだ。でも今年は、どのコースに行っても遅くなってしまっている。以前は速かったのにね……」「他の人たちが一歩前進したというわけじゃないと思う。僕らは、過去のラップタイムを更新することすらできていない。僕らは、その理由を理解するのに苦労している」 今シーズン大苦戦を強いられているヤマハは、マニュファクチャラーズランキングで最下位に位置している。クアルタラロは、2023年型のYZR …読み続ける
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