レッドブルF1とロクトがパートナーシップ契約を締結。F1の多様性強化や女性eスポーツ選手を発掘へ

 

 F1世界選手権に参戦するオラクル・レッドブル・レーシングと、eコマーステクノロジー企業のRokt(ロクト)は、2023年シーズンから新たに公式チームパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

 アメリカ・ニューヨークに本社を構えるロクトは、eコマーステクノロジーのグローバルリーダーとして近年急速な成長を遂げるグローバル企業だ。同社の機械学習テクノロジーは、ライブ・ネイションやペイパル、ウーバー、フールーといった世界2500社を超える企業に利用され、年間25億件以上の収益化を支えている。

 そんなロクトがレッドブルF1とのパートナーシップ契約を締結した。今後はF1レースなどでの多様性強化に向けたさまざまな取り組みを共同で進めていくほか、オラクル・レッドブル・レーシングeスポーツチームにさまざまな立場で関わる女性eスポーツプレイヤーの発掘に着手し、女性プレイヤーが安全かつ真に楽しめるレースシミュレーションの実現を推進していく。

オラクル・レッドブル・レーシングとロクトのパートナーロゴ
オラクル・レッドブル・レーシングとロクトのパートナーロゴ

 このパートナーシップ締結に、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「ロクトがチームパートナーに加わることを大変うれしく思う。より多様な人材をスポーツやレースシミュレーションの世界に迎えるために、ともに取り組めることを心から楽しみにしている」と語った。

「ロクトは自社内に加え、社会全般においても多様性を育み、女性を支援することに熱心に取り組んでいる。新たなパートナーシップに基づくプロジェクトのひとつとして、女性eスポーツドライバーを採用するためのバーチャルプログラムを共同で立ち上げることを誇りに思う」

 また、パートナーシップを締結したロクトのブルース・ブキャナンCEOも「オラクル・レッドブル・レーシングとパートナーシップ契約を締結することで、才能ある女性eスポーツプレイヤーの可能性を引き出し、そのキャリアの開発に取り組むとともに、スポーツやエンジニアリング、eコマースなどの分野で世界中の女性を支援するという使命に基づいて行動できることを嬉しく思う」と述べている。

 ロクトのロゴはレッドブルRB19やドライバーのレーシングスーツに加え、オラクル・レッドブル・レーシングeスポーツチームにも掲示される。なお、同社はインターナショナル・ウーマン・イン・エンジニアリングデー(エンジニアリング分野で活躍する女性のための国際デー)を祝ってレッドブル・レーシングが行うイベントのタイトルパートナーにも就任する予定とのことだ。

レッドブルRB19のサイドに提示されるロクトのロゴ
レッドブルRB19のサイドに提示されるロクトのロゴ
レーシングスーツの左腕に提示されるロクトのロゴ
レーシングスーツの左腕に提示されるロクトのロゴ
パートナーシップ締結を喜ぶレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とロクトのブルース・ブキャナンCEO
パートナーシップ締結を喜ぶレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とロクトのブルース・ブキャナンCEO

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