マクラーレンがF1マシンの名称パターンを変更。60周年を記念し、2023年型は『MCL60』に

 

 マクラーレン・レーシングは、2023年型F1マシンに『MCL60』と名付けたことを発表した。チームの60周年を記念して、車名のパターンを変更したという。

 マクラーレンのF1マシンの車名は、1981年からMP4の後に数字をつけるパターンを採用、2016年にはMP4-31となり、2017年からMCLの後に数字をつける形に変わり、2022年にはMCL36の名称が使われた。しかし今年はその形式を変更、マシンは『MCL60』と名付けられた。『60』は、ブルース・マクラーレンが1963年にチームを創設してから60年の節目を迎えたことを表す。

 マクラーレンはその60年の歴史のなかで、F1において183回の勝利、12回のドライバーズタイトル、8回のコンストラクターズタイトル獲得という成功を収めてきた。

チームの60周年を祝い、『60』の文字が飾られたマクラーレン・テクノロジー・センター
チームの60周年を祝い、『60』の文字が飾られたマクラーレン・テクノロジー・センター

 ニューマシン『MCL60』の発表会は2月13日月曜GMT 17時(日本時間14日火曜2時)にスタートする。当日は、チームの60年の歴史が紹介された後、新ドライバーラインアップのランド・ノリスとルーキーのオスカー・ピアストリ、CEOザク・ブラウン、新チーム代表アンドレア・ステラが登場し、それぞれが2023年シーズンに向けての抱負や『MCL60』についての見識について語る。発表会の時間は20分が予定されており、YouTubeなどのソーシャルチャンネルを通して視聴できる。

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