F1新車”雑感”解説2023「マクラーレンMCL60」細く絞り込まれたサイドポンツーン下部が特徴。フロントサスペンションの位置も引き上げた?

 

 マクラーレンが、2023年型F1マシン『MCL60』を発表した。チーム創設60周年を記念して名称が付けられたこのマシン……その栄光の歴史を祝うためにも、好成績を残すことが期待される。
 そんなMCL60は、昨年型『MCL36』の進化版と言えるマシンながらも、各所に変更が加えられている。
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 最も大きく変わったのはサイドポンツーンだ。メインの写真の左がMCL36、右がMCL60である。これを見ていただくと分かる通り、サイドポンツーンの下部が鋭く絞り込まれており、マシン後方に向けて気流の流路が確保されている。また、インテークの形状も変更。MCL60は、レッドブルRB18が採用したような、下端が前方に延びた受け口のような形になっている。

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