FIA、F1 2023年シーズンのエントリーフィーで約36億円を計上。フェルスタッペンからは「馬鹿げた額」と批判も

 

 FIAは2023年シーズンのF1へのエントリーフィーとして、ドライバー20名とチーム10つから2,670万ドル(約35億8,000万円)を計上した。
 F1ではドライバーとチームは一定の金額に加えて、前年度の獲得ポイントごとに金額が上乗せされる。
 イベント数は増え続け、スプリントレース形式が導入されたことによって、F1では以前よりも多くのポイントが与えられるようになった。2023年には23戦と6つのスプリントレースが開催され、スプリントレースやファステストラップの”ボーナスポイント”制度が導入される5年前と比較して、獲得可能なポイントは443点増えることとなっている。
 ただ、1ポイントあたりのエントリーフィーが減っている訳ではない。2023年FIA競技規則によると、全チームは一律61万7,687ドル(約8,2800万円)を支払い、さらに前年度の獲得ポイントごとのエントリーフィーを支払うことが義務付けられている。そして1ポイントごとに支払いが求められる”ポイントフィー”は、コンストラクターズ王者が6,926ドル(約93万円)から7,441ドル(約100万円)、残り9チームも5,770ドル(約77万円)から6,174ドル(約83万円)へと値上げされている。
 ドライバーごとのエントリーフィーは公開されていないものの、motorsport.comの調べでは2023年は1ポイントにつき1,623ドル(約22万円)から2,100ドル(約28万円)へ30%ほど引き上げられている。
 これに一律1万2,256ドル(約165万円)と保険料の3,980ドル(約53万円)を足した1万6,236ドル(約218万円)のベース金額を加えると、FIAはF1 …読み続ける

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