F1デビューのピアストリにリカルドがメッセージ。重要なのは「ただ楽しむこと」だとエール
ダニエル・リカルドは、自身に代わってマクラーレンから2023年のF1を戦うオスカー・ピアストリに、ルーキーシーズンを楽しむようエールを送った。
期待どおりとは言えない2年を経て、マクラーレンはリカルドとの契約を早期解消することに同意し、その代わりにアルピーヌの育成ドライバーであったピアストリを引き抜くことを決めた。
結果的に見れば若手にシートを奪われたかたちになるリカルドだが、彼はこれまでふたりの間にわだかまりはないと主張してきた。リカルドは直接ピアストリに電話でフォローしたことを明かしており、ポッドキャスト『In the Fast Lane』でも「彼がこの状況を作り出したわけではない」と個人的な恨みを持っていないことを表明した。
さらに『Speedcafe.com』によると、リカルドは同郷の後輩であるピアストリのF1デビューを喜ぶ姿勢をみせ、シーズン開幕を前に彼へのアドバイスを語った。「彼にこれ以上プレッシャーをかけたくない」というリカルドは、ルーキーシーズンはあくまでも学習の期間であり、楽しむことが重要だと説いた。
「ただこのスポーツに参加して、自分をビルドアップして、学び、進歩し、そしてただ楽しむことだよ」
「大きな、大きなチャンスだ。ここまでたどり着いたオーストラリア人は限られている。だから結局、彼に必要なことは楽しめる部分を見つけることなんだ」
ピアストリは2020年のFIA F3、2021年のFIA F2チャンピオンとして、今シーズンF1にデビューする3人のルーキーのなかでも抜きん出た実績を持っている。しかしリカルドは、ピアストリの成績に関する言及は避け、「スムーズ」にシーズンを過ごしてほしいとエールを送った。
「もちろん彼の成功を願っているが、『ああ、彼はこうなるだろう』と予測したり話したりすることはできない。しかし、彼が楽しみながら最初のシーズンをスムーズに進められることを願っている」
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