F1バーレーンGP FP1:ついにシーズンが開幕、レッドブルのペレスが首位発進。テストで好調だったアロンソが2番手
2023年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。
現チャンピオンのレッドブルとフェルスタッペンを筆頭に10チーム20人が集うF1の2023年シーズンが始まった。今年はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)とルーキーが3人で、レースの数は史上最大の23となる。
1週間前にはここバーレーン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストが行われ、3日間を通して総合トップタイムをマークしたのはペレスだった。なおトレーニング中の事故により右手首を骨折し、テストを欠席したランス・ストロールは、回復が間に合い開幕戦への出場が決まった。
気温27度、路面温度42度というコンディションで、現地時間14時半にセッションがスタートした。序盤は各車ミディアムタイヤで走行。ウイリアムズやアルピーヌはマシンに蛍光塗料を塗ったり、計測機器を搭載して走行している。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は走行中にリヤウイングが大きく揺れるシーンが何度か見られた。
最初にタイムシートのトップに立ったのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)で、タイムは1分35秒048。アロンソとアストンマーティンはテスト時にロングランで好ペースを見せている。0.021秒差の2番手にペレスがつけ、その後トップタイムを更新した。
セッションの折り返しを迎える頃にはレッドブル勢がソフトタイヤを投入しペレス、フェルスタッペンが1-2に立った。アルファタウリの角田とデ・フリースもソフトを履き、角田は1分35秒015で6番手、デ・フリースは1分35秒402で7番手に浮上した。序盤に2周を走り、その後イグニッションのトラブルに見舞われていたストロールも走行を再開している。
開始40分を迎えようというところで、ミディアムで走行していたカルロス・サインツ(フェラーリ)がターン9でスピンを喫した。幸いサインツは止まることなくすぐにコースに復帰したが、タイヤにはダメージを負ったようで、その後ピットに戻った。
終盤は多くのマシンがソフトを履いてタイムを更新。最終的にトップタイムをマークしたのはペレスで、1分32秒758。2番手は1分33秒196のアロンソ、3番手は1分33秒375のフェルスタッペンだった。4番手以下ランド・ノリス(マクラーレン)、ルクレール、ストロール、ケビン・マグヌッセン(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田は13番手だった。なおフェラーリ、メルセデス、アルピーヌ、ウイリアムズはこのセッションで一度もソフトタイヤを使わなかった。
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