デ・フリース14位「ペースは悪くなかったし周囲と戦えた」アルファタウリはステイアウトの判断について調査へ/F1第1戦
2023年F1バーレーンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは14位でフィニッシュした。テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、デ・フリースのレースに採った戦略についてチーム側は調べるべきことがあると述べた。
39周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)がコース脇でマシンをとめ、その後、バーチャル・セーフティカー(VSC)が出た際に、チームは角田裕毅をタイヤ交換に入れたが、そのふたつ後ろを走っていたデ・フリースは入れなかった。そのため、彼は27周目に履いたハードタイヤで、チェッカーを受ける56周まで走り続けることになった。エギントンは「裕毅をVSCの際に最後のピットストップをさせるという判断は当然のものだった。しかし、我々は同時にニックをピットに入れる機会を逃した。戦略グループは、なぜこの判断が当時は限界に思えたのかについて、数字を調べる必要がある」
■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=14位(56周/57周)
19番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
今日の自分たちのレースにはとても満足している。もちろん、もっといいレースにできた可能性はあったし、改善の余地はあるけれど、パフォーマンスという点においては、レースペースはまずまずだった。
グリッド位置を考えると、良い一日だったと言える。周囲のマシンと戦うことができたんだ。
バーチャル・セーフティカーの際にピットストップをしなかったことで、(27周目に履いた)ハードコンパウンドで最後まで走ることになった。でも、最終的には、周回数を重ねて経験を積むことが、今後役立ってくるだろう。
今日はポイントを獲得することは不可能だった。次のサウジアラビアに目を向けよう。ジェッダはここより速いコースなので、中団の序列がまた変わってくるだろう。やるべきことがまだあることは分かっているけれど、より強力なパフォーマンスを手に入れるために、チームとして、改善が必要な領域に懸命に取り組み続けていくよ。
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