14カ月のブランクを経てF1デビュー戦を迎えたピアストリ「いいスタートを切り、1周目に課題をやり遂げた」
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のバーレーンでのF1デビューは13周しか続かなかったが、それでもルーキーの彼にとっては貴重な経験であり、レースの勘は「かなり自然に」戻ってきたという。
ピアストリは十分な準備を整えて初めてのグランプリウイークに臨んだ。ピアストリが最後に出場したレースは、2021年12月のFIA F2選手権の最終戦までさかのぼるため、バーレーンで再びレースを走るにはいくつかの手順が必要だった。
残念ながらピアストリのレースはMCL60の電気系統のトラブルにより短縮されてしまったが、彼にとってはそれでも最初のレースをスタートさせることが重要だった。
「素晴らしかったよ」とピアストリは早い段階でリタイアした後にメディアに語った。
「グリッドでの手順といったレーススタートのことだけど、僕の前の誰かが間違ったグリッドボックスに止まっていた。あれがローガン(・サージェント/ウイリアムズ)か誰か分からなかったけれど、正しいボックスに移るのに直前までかかっていたよ」
「多くのことがとても早く起こったけれど、本当によかったと思った」
「角田(裕毅/アルファタウリ)とターン1に進入したときはクリーンな走りができたわけではなかったけれど、初めてのラップにしては、悪くなかった」
「その後、僕はDRSを狙う車列にはまってしまった。誰かがタイヤを摩耗させるまでできることはそれほどなかったけれど、その後(ハースのニコ・)ヒュルケンベルグを抜くことができた」
「だから全体としてはスタートから多くの目標をクリアできたし、もちろんペースも出せたから、ポジティブだったよ」
最初のレースに伴う複数の手順と、14カ月間のレースのブランクがあったことを考慮すれば、ピアストリは自身が持つバーレーン・インターナショナル・サーキットの知識にも助けられ、新たな環境にうまく適応できたと言えるだろう。
「かなり自然に戻ることができたのはうれしい驚きだった」とピアストリはグリッドからのスタートについて語った。
「よいスタートを切ることができた。うまく発進できたことは自信につながった。僕はファーストラップで自分の課題をやり遂げた。僕はこのコースでの経験が十分にあるから、何が期待できるか少しはわかっていたんだ」
「自分の側からすれば、すべてがうまく行っていると思った。乱気流の影響、(他のマシンを)追いかけること、レースのスタート時のバッテリーパックの取り扱いといったことはすべて経験したか、少なくとも部分的には経験できたよ」
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