フェラーリF1のルクレール、サウジアラビアで10グリッド降格へ。第2戦にして3基目のコントロールエレクトロニクスを投入
スクーデリア・フェラーリは、F1第2戦サウジアラビアGPで、シャルル・ルクレールのパワーユニット(PU)のエレメント交換を行うことを明らかにした。これによりルクレールはグリッド降格ペナルティを受ける。ルクレールは開幕戦バーレーンGP決勝で、トラブルのためにコース脇でマシンをとめ、リタイアしていた。
決勝前、フェラーリは、懸念されるデータが見つかったための予防的措置として、ルクレール車のコントロールエレクトロニクスとエナジーストアを交換したが、ルクレールは3番手走行中にストップ。レース直後にチームはパワーユニットに電気系のトラブルが発生したと明かした。
チーム代表フレデリック・バスールはその後、「ふたつの異なる問題が発生した。日曜朝にパワーユニットを始動した時と、決勝中だ。残念ながらコントロールエレクトロニクスに2回トラブルが出てしまった。過去に経験したことのないトラブルだった」と説明した。
サウジアラビアGPを前に、フェラーリは、問題の原因を突き止めたと述べ、第2戦でルクレール車にシーズン3基目のコントロールエレクトロニクスを投入することを明らかにした。コントロールエレクトロニクスはシーズンに2基までしか使用することが許されていないため、ルクレールは10グリッド降格ペナルティを受ける。
フェラーリのサウジアラビアGPプレビューリリースのなかで、バスールは次のようにコメントした。
「バーレーンGPを通して、自分たちのマシンの長所と短所についての最初の手がかり、そして改善のための指針を得ることができた」
「SF-23の予選とレースのそれぞれのパフォーマンスを比較すると、日曜のパフォーマンスに改善の余地があることが分かる。ドライバビリティおよび信頼性の両面において、パッケージから最大限の力を引き出すため、チームが一丸となって取り組んでいる」
「サクヒールでシャルルがストップしたが、その問題の原因を突き止めた。彼のマシンには3基目のCUを搭載する。つまり、グリッドペナルティを受けることになる」
「コースレイアウトと路面に関して、サウジアラビアはバーレーンとはかなり異なり、トップスピードが特に重要になる。前回よりも良い週末を送ることができると、私は確信している」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです