F1サウジアラビアGP FP2:初日最速はフェルスタッペン、ソフトのロングランで速さを披露。アロンソ、ペレスが続く

 

 2023年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。

 気温26度、路面温度31度というコンディションで、現地時間20時にセッションがスタートした。ジェッダでは完全に陽が落ちており、このFP2はナイトセッションとなる。開始直後から各車ミディアムタイヤ、またはハードタイヤでコースインしている。ハードでコースインした角田はわずかにウォールに接触してしまい、ピットに戻ったがすぐに再びコースへ出て行った。

 ミディアム勢が上位に並び、アロンソが1分30秒612でトップにつける。他車より5分ほど遅れてコースに出たペレスがアロンソを上回るが、フェルスタッペンがすぐに1分30秒058とトップタイムを更新した。4、5番手にはアルピーヌのピエール・ガスリー、エステバン・オコンが続き、6番手にはアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が並ぶ。開始から15分を過ぎると、同じタイヤで走り続けていたフェルスタッペンが1分29秒952をマークした。

 その後各車ピットに戻り、今度はソフトタイヤを投入。ペレスが1分29秒902をマークするが、フェルスタッペンが1分29秒603で再び首位に。フェルスタッペン、ペレス、アロンソというトップ3でセッションの折り返しを迎えた。その後アロンソが2番手に、ランス・ストロールが5番手に浮上し、FP2でもアストンマーティンが上位タイムを記録している。

 残り時間20分を切ると、トップのフェルスタッペンなど一部のドライバーがソフトで走り続ける一方で、ミディアムやハードに履き替えるマシンが増え始める。2名でロングランのタイヤ選択を分けているチームが多い状況だ。

 フェルスタッペンはユーズドのソフトで走行を続けるが、タイムの大幅な下落は見られず、ロングランでも圧倒的なペースを披露しFP2をトップで終えた。タイムシートに大きな変動はなく、2番手アロンソ、3番手ペレスは変わらず。4番手オコン、6番手にガスリーとアルピーヌが上位に続き、メルセデス勢はラッセルが5番手だが、ルイス・ハミルトンは11番手。7番手にランス・ストロール(アストンマーティン)、8番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)と続き、9、10番手にフェラーリのシャルル・ルクレール、カルロス・サインツが並んだ。角田は13番手となっている。

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2023年F1第2戦サウジアラビアGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
エステバン・オコン(アルピーヌ)
2023年F1第2戦サウジアラビアGP エステバン・オコン(アルピーヌ)
カルロス・サインツ(フェラーリ)
2023年F1第2戦サウジアラビアGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
角田裕毅(アルファタウリ)
2023年F1第2戦サウジアラビアGP 角田裕毅(アルファタウリ)

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