愛娘ローラには「レースの世界に入ってほしくない」とマグヌッセン
ケビン・マグヌッセンの娘のローラ・マグヌッセンは、すでにF1パドックの人気者だ。2歳のローラは、父ケビンが昨年F1に復帰を果たして以来、何度もグランプリを訪れている。
マグヌッセン家はレーサー一家で、ケビンの父であるヤンは1990年代半ばにF1ドライバーとして活躍し、ケビンの弟は今年、国際的なレベルのカートレースに参戦している。
しかしケビンは、一家の最年少メンバーであるローラにレースをさせる気は一切ないということだ。
「レーシングドライバーの父親にならないで済むことを願っているんだ。僕自身は、レースに対して大きな情熱を持っているし、子どもたちと一緒にレースに参加したいと思う部分もある。でもそこにはリスクもある」とマグヌッセンは言う。
「身体的なこともそうだし、20席しかシートがないスポーツでやっていくには、生活を捧げなければならない。多くのことを犠牲にしなければならないし、物事がうまくいかないと厳しいことになる」
弟のルカについて、ケビンは次のように語った。
「マグヌッセン家の男子はレースをしなければいけないようだ。これはどうすることもできないんだよ」
しかし自分の子どもがレースに出ることは望んでいないとケビンは言う。父ヤンが将来ローラをカート場に連れていくことを許すつもりはないということだ。
「これまでのところ、モータースポーツをしているマグヌッセン家の女性はいない。正直なところ、僕には自分の子どもたちがレースに関わらないでほしいと思っている部分がある。でも今はちょっとしたチャンスがある。レースをしたい女の子には、大きな支援がある。モータースポーツのコミュニティ全体に、モータースポーツで活躍できる女性ドライバーを誕生させようという強い意志があるからね」
「ローラがもう少し大きくなって、僕の父がやって来て『ゴーカート場へ行こう』なんて言いだしたら、父にやめてくれと言うよ」とケビンは笑顔で語った。
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