ボッタス、先住民コミュニティに敬意を表した特別デザインのヘルメットを使用。レース後にはオークションへ/F1第3戦
バルテリ・ボッタスは、アルファロメオのオフィシャルチャリティパートナーである『セーブ・ザ・チルドレン』の資金を集めるため、今週末の2023年F1第3戦オーストラリアGP後に、レースで使用した特別仕様のヘルメットをオークションにかける予定だ。
特別に1回限り使用するヘルメットは、オーストラリアの先住民コミュニティに敬意を表するものでもあり、デザインにあたってボッタスは現代アボリジニアーティストのリッキー・キルディアと組んだ。アーティストとして、リッキーはユニークなアートワークを作り出すために、自身の文化的アイデンティティとスポーツへの情熱を結びつけている。
メルボルンでのレースウイーク後、ボッタスのために特別にデザインされたふたつのヘルメットのうちのひとつは、『F1 Authentics』を通してオークションにかけられる予定だ。収益はすべて地元の先住民コミュニティの役に立つふたつのプロジェクトに寄付される。
「僕はデザインに強い関心を持っている。このことは驚くことではないけれど、僕は自分自身を特別なヘルメットによって表現するのが好きだ」とボッタスは、オーストラリアGPに向けた特別仕様ヘルメットの発表の場で語った。
「僕は最近オーストラリアの文化と歴史に強い関心を寄せている。特にここの出身である僕のパートナーのティファニーを通して、僕たちは先住民コミュニティに特別な敬意を払っている」
「こうしてリッキーとのコラボレーションが生まれたんだ。彼はとても才能のあるアーティストで、ヘルメットの制作過程を楽しんだよ。これらは僕がコースに持ち込んだなかでもふたつの最高のデザインだと思う。そのうちのひとつをチャリティのためにオークションに出せることをうれしく思う」
「オーストラリアGPは、ひとつではなくふたつの素晴らしいヘルメットのデザインを実現させ、一方ではチームのオフィシャルチャリティパートナーのセーブ・ザ・チルドレンとともに、恵まれない人々のために資金を集める絶好の機会になった」
オークションは『F1 Authentics』のウェブサイトで3月28日から4月11日まで行われる。落札者にはボッタスが直接ヘルメットを手渡す。ファンもコレクターも同様に、重要な目的のための資金調達を助けながら、ユニークな記念品を手に入れるチャンスに入札することができる。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです