ピットレーンスタートのペレスが5位「予選で失った自信を取り戻すことができた」レッドブル/F1第3戦

 

 2023年F1オーストラリアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、ピットレーンスタートから5位を獲得した。

 チームは、ペレスが予選Q1でコースオフしてノータイムに終わり最後尾スタートが決まっていたため、ペレスのパワーユニット(PU)に、シーズン3基目のエナジーストアとコントロールエレクトロニクスを入れ、サスペンションへの変更も行った。パルクフェルメ下での変更のため、ペレスはピットレーンからスタートすることになった。

 レース終盤、7番手まで順位を上げていたペレスは、赤旗後のリスタートの混乱で大きく順位を落とした。しかし最後の赤旗後の再スタートポジションに、前回のリスタート順序が採用されたため、6番手からスタート&フィニッシュ。カルロス・サインツ(フェラーリ)のペナルティで5位に繰り上がった。

2023年F1第3戦オーストラリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
2023年F1第3戦オーストラリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 ペレスは53周目にファステストラップを記録し、追加1ポイントも獲得した。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(58周/58周)
ピットレーンスタート/タイヤ:ハード→ハード→ハード→ハード→ソフト→ソフト

 全体的に見て、良い結果を出すことができた。昨日はマシンへの自信を少し失ったけれど、決勝前にたくさんの変更を施したことが助けになった。

 最初のリスタートはすごくうまくいき、3つか4つポジションを上げた。でもDRSトレインの混乱に巻き込まれた。その後はあまりポジションを上げることができず残念だった。ここはタイヤのデグラデーションが低く、皆がハードタイヤに履き替えてしまったので、前に出るのが難しかったんだ。序盤にもう少しアグレッシブに行っていれば、もっと上のポジションでフィニッシュできたかもしれない。それでも5位でファステストラップも記録したので満足だよ。

 今回のレースによって、数週間後のバクーに向けて自信を得ることができた。次のチャレンジを楽しみにしている。

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです