もうウイングレスで走るしかない! 角田裕毅、「恐ろしく最高速が遅い」アルファタウリF1で挑む”超高速市街地レース”に戦々恐々

 

 直線パフォーマンス不足が指摘されているスクーデリア・アルファタウリの2023年型マシン『AT04』。それを駆る角田裕毅は、最高速が重視されるバクー市街地サーキットで行なわれる2023年シーズン第4戦アゼルバイジャンGPに向けて、「ウイング無し」で走る必要があるくらいだと指摘している。
 オーストラリア・メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行なわれた第3戦オーストラリアGPで角田は、レース大半でマクラーレンのオスカー・ピアストリとのバトルを演じ、他車のリタイアやペナルティもあり、10位入賞。今季初ポイントをチームに届けた。
 ただ、スピードトラップでは飛散な結果に。アルバート・パーク・サーキットで最も速度の出るスピードトラップ(第2中間地点)の通過速度は314.2km/hと、最速の339.9km/hをマークした姉妹チームのレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスから17番手の速度だった。
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 アルファタウリとレッドブルは同じホンダ・レーシング製パワーユニットを搭載しているため、ボディワーク側の空気効率で大きな速度差が生まれていることになる。
 AT04の直線パフォーマンスについて「恐ろしいほどだ」と評している角田。セクター3からターン1までがアクセル全開区間となるバクー市街地サーキットでのグランプリに向けて、直線パフォーマンスが最大の懸念事項だと認めている。
 アゼルバイジャンGPでのスプリント実施についてmotorsport.comが角田に尋ねると、彼は次のように答えた。
「クレイジーになると思います」
「ただ今回(オーストラリアGP)も直線区間で空気抵抗が大きくて、直線スピードは最悪でした」

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