F1はスポーツ優先であるべきだ! 盛り上げ目的の現最強”レッドブル潰し”は「フェアじゃない」とハースF1代表

 

 2023年シーズンのF1はここまで、レッドブル・レーシングが開幕3戦全てで勝利する独壇場に。開幕戦バーレーンGPと第3戦オーストラリアGPではマックス・フェルスタッペン、第2戦サウジアラビアGPではセルジオ・ペレスが勝利を挙げている。
 レッドブルがフェラーリを圧倒した2022年シーズンに続いて、ひとつのチームがシーズンを支配し、レース勝者が分かりきってしまうことはF1にとって良くないと懸念する声もある。
 しかしハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、スポーツとしての健全性は常にショービジネスよりも優先されるべきだと強調している。
 motorsport.comがシュタイナーに対して「優先すべきは何か」と問うと、「スポーツが主であるべきだ」と答え、次のように続けた。
「ショーは2番目だが、いずれ解決できることだと思う」
「上位で良いバトルがない訳ではない。火花が散らなかったり、見応えがないようなモノではないんだ。そこにはショー的な要素もある」
 そして、シュタイナーは優勝争いを盛り上げるためにレギュレーションを変更する必要はないと考えている。
「(レギュレーションは)機能していると言える」とシュタイナーは言う。
「今のところ、レッドブルが有利なのは確かだが、この先20レースもその優位性を保てるとは言い切れない」
「みんな追いついてくるから、確実だとは思わないよ。どうしてレッドブルがこれだけのアドバンテージを築けたのかが分かって、真似したり似たようなことができると良いね」
「みんなが必死に取り組んでいる。そして、レッドブルが昨年(予算超過の)ペナルティを受けて今年は風洞での開発時間が短くなり、理論的にはこれ以上前に進めなくなったことを忘れてはいけない」
「だから、どうなるか見てみないとね。でも彼らは素晴らしい仕事をした。レギュレーションを責めることはできないよ。どこかのチームが他よりも良い仕事をすれば、そのチームがアドバンテージを持つのは当たり前だからね」

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