F1の強硬姿勢に待った。ハース代表、”非現実的な”レース週末のフォーマットを「強引に全てを変えるのは違う」

 

 F1がレース週末を盛り上げるためにフォーマット変更を検討している中、ハースF1でチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、「あまりにも強引な」変更は控えるよう警告している。
 F1の商業権を司るFOMは長い間、エンターテインメント性を高めるためにフォーマットの微調整を検討してきており、グランプリでの標準的な3度のフリー走行セッションを減らし、その代わりに金曜日からワクワクするセッションを導入しようと動いている。
 シュタイナーは、スプリントレース形式のレース週末において、基本的にセッティング変更ができないパルクフェルメ下で行なわれるフリー走行2回目の代わりに、予選セッションを追加するというアイデアを支持するひとり。ただ、強引な変更には慎重で、フリー走行の結果にポイント加算を行なうことなどといったアイデアは良しとしていない。
関連ニュース:

F1、さらなるスプリントルール調整へ動く。目指すは決勝グリッドに影響を与えない「スプリント用予選&レース」の導入

「競争か練習か、そのどちらかだと私は思う」とシュタイナーは言う。
「フリー走行で勝った人が優勝という訳にはいかない。そのためには、レースの場を作る必要がある。もし(フリー走行の)最後に何かもらえるなら、誰もがそれをめがけてバトルをする。そうなると、レースやみんながどうするかという点で、軸となる部分がズレてくる」
「今、我々はあまりに強引なやり方で、全てを変えてしまうことがないよう気をつける必要がある。少しずつ変えていこう。常に何かを試し、それが上手くいなかければ、頑固になってそれに固執するのではなく、違うことをする。トライすることを恐れてはいけない。それが、私のモットーだ」
「スプリント形式の週末を開催するに至ったプロセスもそうだ。最初は多くの人が反対していたけど、今ではみんな、このスプリントの週末に満足している」
「通常のレース週末は、当分このままでいいと思う」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです