もしホンダがS2000″タイプR”を作っていたら? 妄想を具現化する一台が登場。心臓部にはFK8シビックのVTECエンジン
エヴァシブ・モータースポーツは、「もしホンダがS2000の”タイプR”を作っていたら?」という問いに答える一台を作り上げた。
ホンダの2シーターオープンスポーツ『S2000』は2009年に生産終了したが、JDM好きのモーターヘッズに今も愛され続ける一台。9年間の生産期間の間、S2000にはタイプRバージョンが設定されることはなく、バランスの取れたこのスポーツカーには必要なかったと主張する人もいるかもしれない。
しかし、そこに挑んだのがエヴァシブ・モータースポーツだ。
タイプR風のクルマを作る場合、エンジンを他のタイプR用のモノへ置き換えるのは決して悪いアイデアではない。S2000Rでは、従来の自然吸気、高回転型の2リッター水冷直列4気筒VTECエンジン『F20C』が、『シビック・タイプR(FK8)』のターボチャージャー付き2リッター水冷直列4気筒VTECエンジン『K20C1』に換装された。
ドライブトレイン周りではその他に、エヴァシブのインテークマニホールドやアップグレードされたダウンパイプ、無限のカーボン製インテーク、MoTeCのM140エンジン管理システムなどが搭載されている。
S2000Rは、最もベーシックなモデルでFK8シビックと同じ225kW(306PS)を発生。よりパワーを求める人のために、エヴァシブは他のアップグレードも提供している。
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