昨年はF1マシンが宙を舞う大クラッシュ……シルバーストン、F1イギリスGP開催に向けターン1のランオフエリアを改修

 

 2023年のF1イギリスGP開催を7月に控えるシルバーストン・サーキットは、ターン1のランオフエリアに改修作業を行なった。
 2022年のイギリスGP決勝のオープニングラップでは、加速が鈍ったジョージ・ラッセル(メルセデス)がピエール・ガスリー(当時アルファタウリ)と周冠宇(アルファロメオ)に挟まれる形となり、ラッセルの左リヤとガスリーの右フロントが接触。マシンコントロールを失ったラッセルは左側にいた周のマシン側面に激突してしまった。これにより周のマシンは上下逆さまの状態となり、そのままの形でターン1へ滑走していった。そしてアスファルトのランオフエリアを過ぎ、グラベルトラップに飛び込むと、グラベルに食い込んだロールフープを支点にマシンは跳ね上がり、回転しながらタイヤバリアとデブリフェンスの間に落下した。
 周はマーシャルやラッセルの助けもあり、コックピットから無事に脱出。FIAは2023年シーズンに向けて、クラッシュによって破壊されたロールフープの耐久テストをより厳しいモノへ変更し、2024年に向けてさらなる調整を施す予定だ。
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