目立たないアルファロメオ、こじんまりと纏まったマシンは昨年より悪い? パフォーマンスアップは第6戦イモラ待ちへ

 

 アルファロメオF1は今シーズンのマシンC43のアップデートをエミリア・ロマーニャGPまで待っているが、現状のパフォーマンス不足はマシンバランスに苦しんだ昨年よりも大きな問題だとバルテリ・ボッタスは語っている。
 2022年、そして2023年とアルファロメオは続けてシーズン序盤に躓いてしまった。ただ、様々なバランスの問題に苦しんだ昨年と違うのは、今シーズンのマシンはバランスがより取れたマシンであるという点だ。
 マシンのバランスを改善してきたアルファロメオだが、中団グループ内のタイトな争いでは純粋なパフォーマンスがポイント獲得を目指す上での問題となってしまっている。
 ドライバーのボッタスは昨年のマシンよりもバランスが優れていることを評価している。その一方でバランスの問題に対処すればラップタイムが縮まった昨年の状況のほうがマシだったとも語った。
「正直に言うと、おそらく(今年のほうが)悪い」と、ボッタスは言う。
「(昨年は)バランスを正しくできれば、コンマ3秒速くできると分かっていた。でも今はそういう形じゃない」
「僕らにできるのは一生懸命やることだ。もちろんファクトリーでの割合が大きいけどね」
「良かったことと言えば、(中団が)とても接近していることだ。僕らが望んだような場所にいるわけではないけど、少なくともラップタイムを改善することができれば、結果は大きく伸ばす事ができるんだ。もちろん、それが目指すところだ」
「ハンドリングは昨年よりも良くなっている。でも純粋なパフォーマンスを他と比較すると、欠いてしまっている。昨年のクルマよりは良いけど、ライバルがもっと改善してしまっているんだ」
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