F1はオーバーテイク問題から逃げるな! ハース代表「最初から指摘していた」としつつ問題精査を要望

 

 F1は2022年から新たなレギュレーションがスタートした。接近戦とオーバーテイクを増やし、エキサイティングなレースとすることを目指した新レギュレーションだったが、2023年にはオーバーテイクの減少が話題となってしまっている。
 オーバーテイクの減少という問題は、第4戦アゼルバイジャンGPでDRS区間が昨年より短く設定された後、レースが退屈なものとなったこともあり大きく注目を集めた。
 何人かのドライバーはアゼルバイジャンGPにおけるDRS区間の設定を批判しているが、2022年に導入されたレギュレーション下でのマシン開発の進展によって、前方のマシンに追従しづらくなっているという問題が大きく関わっているとも見られている。
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 ハースF1のシュタイナー代表は前方のマシンに追従しづらくなっている問題について尋ねられると、次のように語った。
「我々はそのことを最初に言い出したと思う」
「ドライバーから2022年のマシンよりも、(追従性が)悪くなっていると不満を言われて、それは主に自分たちのマシンのせいだと話していた」
「だが今では皆が流れに乗って、そういったことを話している。最初に我々が言及した時には、他はそんなことを言っていなかった。実際、より難しくなったと主張するのは1~2チームで、そうしたチームが間違った方向に開発を進めたんじゃないかと言われていた」
「基本的には、昨年のルール変更で良くはなっていないと思う。そしてDRSゾーンの短縮が行なわれた。なぜそうなったのかを調べようとしたんだ」
「正直に言って、その答えはまだ見つかっていない。なぜこうした決定がされたのか分からない。危険だとは思っていなし、これは私の個人的な見解だがね」
「何故危険なのか、誰かが説明してくれるなら聞きたいところだ。しかしその答えを得られたことはない」
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