鉄は熱いうちに打て! F1オーナー、コンコルド協定の早期更新を目指す。チーム代表陣もこの動きを歓迎も「議論は密室で」

 

 現F1オーナーであるリバティ・メディアのグレッグ・マフェイCEOは、シリーズが強い立場にあり、世界的な関心が高まっている間に、新しいコンコルド協定を早期に締結することが重要であり、それによって全ての関係者が利益を得ることができると示唆している。
 F1の運営や商業的な権利などを定めた”コンコルド協定”。現行の規定は2020年に締結され、2021年から2025年末までの期間で効力を発揮している。この現行のコンコルド協定が締結された際、F1のCEOは前任のチェイス・キャリーが務めていたが、2026年以降の協定を締結するのは現CEOのステファノ・ドメニカリに課された大きな役割だ。
 ウォールストリートのアナリストとの電話会談で、マフェイCEOはコンコルド協定の更新について、次のように語った。
「コンコルド協定は、あと数年残っている」
「しかし今こそ、鉄が熱いうちにコンコルド協定を更新し、延長する良い機会だというのが、チームとFIA、そして我々の間でのコンセンサスになっていると思う」
「そうしなければいけないという義務はない。早期に締結できなくとも、リスクはないしね」
 そしてマフェイは、前回の協定を締結する際には交渉が長期戦となったことを指摘し、次のように続けた。
「覚えている人もいるかもしれないが、我々は最後まで交渉に臨んだ」
「歴史的に見ても、チームはコンコルド協定を結ばず、基本的に握手をして、新しいコンコルド協定が始まるはずの時期を過ぎてから契約を完了させてきたのだ」
「チェイスとステファノが特にチームとの関係を変えてくれたこともあり、今回はその流れを変えることができればと思っている」
「よりポジティブな関係を築き、早期締結が全ての関係者に確実な利益をもたらすということを、みんなが理解してくれることを願っている」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです